3S活動がつくる職場の安全衛生とその未来

3S活動がつくる職場の安全衛生とその未来

3s活動の代表的な目的として
『安全な職場をつくる』
『衛生的な職場づくり』があります

しかし本当はその逆で考えれば
理解が早くなります

安全な職場をどう作っていくのか
衛生的な職場づくりとは何をするのか
そのプロセスで3s活動が大きな
役割を担うことになります

今回はそんな
3s活動と安全衛生の関係について
解説していきたいと考えます

 

目次

安全な職場をつくる3s活動とは

『安全な職場をつくる』

安全は正直、従業員の採用→育成→定着
この人材育成プロセスに大きく関係が
あることはご存知でしょうか?

そりゃ、誰だって危険な職場には
いたくないですよね

 

安全と定着率の関係性

職場が安全な状態にない時
従業員は転職を考えます

それは2つあって
ハード的な安全とソフト的な安全

前者はもう本当に職場が危険な場合
ここにいたら怪我しそうな状態

後者は人間関係がギクシャクしていて
安心して働けない状態のことです

ま、ほとんどがコミュニケーションが
不足しているエラーから起こります

そのため3s活動がとても効果を
発揮します

 

3s活動の安全性への効果

まずは整理・整頓・清掃で
必要なモノが職場からなくなり
大切なモノが適切に扱われて
職場をピカピカな状態にしていきます

そのことによって
職場が広く清潔な保たれて
想定外の設備や工具、荷物などが
極力ない状態へと改善することで
ハード的な危険レベルが下がります

 

さらに従業員の全員参加で実施する
活動であるためコミュニケーションが
発生する機会が増えていくことで
従業員間の接点が増えます

ヒトは周囲のヒトとの共通点を
多く見つければ見つけるほど
親近感を覚えるものです

つまり同じゴールを目指して行う
共働作業を毎日行うことで
心理的な安全も確保していきます

これが3s活動が安全面の向上に
貢献できる側面です

 

衛生的な職場づくりに貢献する3s活動

『衛生的な職場づくり』

これはもうおわかりですよね

近年では3s活動をさらに展開させて
5s活動を飛び越えで6s.7s.8s活動を
実施する企業も増えてきています

【参考記事】6S活動・7S活動・8S活動とは?増える要素の種類と内容について

それは食品製造業の品質面確保や
従業員の労働環境改善を強めることが
CSR:企業の社会的責任として
当たり前になってきている流れが
できています

そのため衛生的な職場は企業の
ブランディング構築に大きく関係し
そして従業員満足にもとても
貢献する世の中になってきました

そりゃ、キレイな職場って
どうしたって気持ちがよいですし
企業イメージも好感が持てますよね!

 

3s活動はそういった職場づくりに
不可欠な機能だと言えます

一般的には職場をキレイに保つため
清掃担当を雇ってずーっと専業で
掃除していってもらったとします

確かに清掃した直後はキレイですが
次に回ってくるまでにキープできるか
どうかは確率論になります

でも従業員全員でこれを取り組めば
清潔レベルを確保する意識が高まり
時間の切れ目なく常にキレイな状態を
維持することが可能となります

しかも高い清潔レベルを保てる
同じ人間が作業をしているため
その職場の品質レベルも相応に
高い証明にもなるためメリットは多い

 

職場の安全衛生の未来について

今後、我が国は大きな時代の変革に
飲み込まれていきます

主にテクノロジーの進化や
真のグローバル化の進展
そしてビジネスモデルの転換です

そんな中、
ハード面でもソフト面でも安全を感じ
とても衛生的で気持ちよく働ける職場

そんな職場に、素晴らしい人材は
採用に応募し、のびのびと学び
人生を謳歌しようと働くものだと

つまり未来は安全衛生レベルと共に
高まっていくスパイラルが存在します

この重要な分岐点に気づけないなら
それはおそらく3s活動が進んでなくて
気づく訓練を行う仕組みがないから

この3s活動で磨いたかけがえのない
感性が未来づくりのいしずえになる

そういっても過言ではないほど
3s活動は重要なのです

 

3S活動がつくる職場の安全衛生とその未来まとめ

これまでと違った
想像すらできない変革の波が
もうそこまでやってきています

世の中は変りますが
あなたの職場は変えないですか?

まず全員の意見をあわせるために
大切にすべきことを徹底して守る訓練
つまりまずは3s活動を徹底して
進めていただければと願っています

 

 

それでは今日はここまで
今後とも宜しくお付き合いください☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

すべては企業発展のために
すべてはみんなの笑顔と元気のために

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この記事を書いた人

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。10年間で600社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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