3s活動をスタートする、あるいは
3s活動をさらに発展させる時に
作成して欲しいのが3s活動の計画です

この計画があるのと、ないのとでは
実行確率がかなり変わってきます

ではその3s活動の計画っていったい
どうやってつくるのか?
どんな点を押さえていくべきなのか?
などについてお話していきます

ぜひご参考のうえ
あなたの職場の3s活動を
活性化させてください

 

3s活動の計画の重要性について

3s活動って整理・整頓・清掃なので
とにかく従業員全員が意識をもって
取り組んでいけば職場はどんどん
よくなっていくはずだと
そう考えて導入・継続している職場が
多いのではないでしょうか?

それは大筋では間違っていないと
そう思います

しかしこの『とにかく取り組む』
なかなか継続出来ないために
多くの職場が苦労しているのです

みんなわかっているんですよ

整理が進めばすっきりすること
整頓が進めば効率が上がること
清掃が進めばピカピカになること

誰もがそうなればいいな、と
そう思っているんです

たくさん給料を貰えればいいな
お金持ちになれればいいな
みんなに感謝されればいいな

なんてのと同じで
希望的な意味合いではみんな
そう志向しているはずなんです

 

でも実際にはそうならない

3S活動を活性化するにあたり
この『なれればいいな』だけでは
どんな活動でも必ず頓挫します

 

それはなぜか。。。

 

自分たちが解決すべき課題だと
受け止めきれていないから

誰かが抜本的に解決してくれると
期待をしているから

いつかその日が来たらどーん!と
整理してくれないかなーと
見えない誰かに依存しているからです

そんな時この3s活動の計画づくりが
大きなチカラになってくれます

 

3s活動の計画とは何か?

計画というとスケジュール的な意味に
捉えられるヒトが多いですが
それは一部の要素にすぎません

計画とは一般的に5W1Hを指します

つまり

5W1Hはビジネスに関係するヒトなら
かならず1度は目にするほど
基本的に押さえるべき6要素のこと

【一般的な5W1Hとは】
Why:なぜ
What:なにを
Where:どこで
When:いつ
Who:だれが
How:どのように

これが一般的に押さえるべき点です
そしてこれを3S活動用に応用すると

【3s活動の5W1Hとは】
Why:3s活動はなぜやるのか
What:3s活動としてなにをやるのか
Where:3s活動はどこをやるのか
When:3s活動をいつやるのか
Who:3s活動をだれがやるのか
How:3s活動をどのようにやるのか

これらを具体的に決めていく
表現して伝えることができる5W1Hを
3s活動の計画だということです

つまり上記の6項目を決めることで
誰もがすぐ取り組める環境を
整えていくことが大切なのです

ではさらに具体的にみていきましょう

 

Why:3s活動はなぜやるのか

なんのために3S活動をするのか?
もうあたり前といえばあたり前だけど
それでもしっかりと『実施目的』
毎回、確認しておくべきです

ヒトって都合よく忘れます、苦笑
これは仕方がないのです

これがブレてくると
それぞれがそれぞれの正しさを持ち
考えのベクトルが合わなくなります

だからこそ、ああそうだった!と
しっかり目的を押さえておくべきです

全員のゴール意識を統一できるよう
しっかり考えていきたい項目です

 

What:3s活動としてなにをやるのか

これは簡単ですよね!

整理・整頓・清掃を取り組みます

ただし、それぞれのやり方、および
どのレベルまでやるのか?については
しっかり全員で確認しておいたうえで
整理活動でも具体的に
単に不要なモノを処分だけなのか?
赤札作戦を実施するのか?などは
毎回、定義し直す必要があります

 

Where:3s活動はどこをやるのか

これは職場の一部なのか?
それとも全てなのか?
具体的にどの範囲を改善するのか?を
決めることが必要です

改善対象とする場所を決めて
後に評価できるようにします

 

When:3s活動をいつやるのか

それぞれの活動をいつ実施するのか?
これをしっかりと決めていきます

Whatで決めた活動スケジュールを
決めていくイメージです

これによって実施・未実施を
フォローできるようになります

 

Who:3s活動をだれがやるのか

それぞれの活動をいったい誰が
どのメンバーで実施していくのか?
そしてその責任者は誰なのか?

できるだけ多くの名前を入れて
それぞれがいったい何を行うのか?が
わかるようにする必要があります

こういったことをはっきるすることで
誰が実施したか、していないのか?が
わかるようになってきます

 

How:3s活動をどのようにやるのか

あとは細かく各担当がどのように
実施していくのか?を定義します

必要であればこれには教育が必要な
場合がありますので、勉強会開催など
工夫をしていきます

 

3S活動の計画のつくり方

これは推進組織、つまり
推進メンバーがはっきりすれば
最初に検討する必要があります

具体的には以下の5つのステップで
検討していきます

【3S活動の計画のつくり方のステップ】
STEP1:3s活動の目的を再整理する
STEP2:3s活動のゴールを設定する
STEP3:その問題点を明らかにする
STEP4:対策案を検討する
STEP5:計画としてまとめて発表する

ではこの内容についてもう少し詳しく
お話してまいりましょう

 

STEP1:3s活動の目的を再整理する

まず3s活動の目的を再整理します

わかってはいるければ、まずは
推進メンバーの言葉でまとめます

ただ、決まっていることを進めるのと
自らが考えた道を進むのとでは
推進する側にとって大きく意味が
変わっていきます

そのため推進メンバー全員で集まって
あーでもない、こーでもない、と
ディスカッションをして欲しいのです

そのことによって先導者の腹をくくる
ことができます

 

STEP2:3s活動のゴールを設定する

目的があきらかになったら
3s活動でどの程度良くしたいのか?
理想的な職場のイメージを固めます

今より少しだけキレイにするのか?
同業種比べで比較的キレイなレベル?
それとも床に頬ずりができるくらい
ピッカピカまでキレイにするのか?

そういった自らが実現してみたい
職場のイメージを描くのです

例えば現在、床が油だらけなのに
床に頬ずりするまでには多くの時間が
要するかもしれません

それでもいいんです

そのレベルは検討する度に上がって
いくものではありますができるだけ
夢みたいなくらいが楽しいですし
成果も高くなります

もう推進メンバーが自ら
ホンマかいな!とツッコミたくなる
くらいなゴールを掲げてくださいませ

このゴール設定が高けば高いほど
メンバーの意見は合致しやすいです

その秘密は次のSTEP3にあります

 

STEP3:その問題点を明らかにする

ゴールが設定できたら次は
現状をしっかり把握して
そのゴールとのギャップ=差異を
問題点として置いてください

ここでゴール設定が低ければ
そのメンバー間でのイメージが違い
問題点のレベルが合わなくなります

そうなると納得いく側といかない側と
意見が違うままに対策を考えることに
なってしまいます

ゴールが高ければ逆に意見は
とても合いやすくなります

なぜなら目に見えない理想だから
想像の域では合わせやすくなるのです

 

STEP4:対策案を検討する

問題点がはっきりしたら
対策案を検討します

どうすれば問題が解消できるか?
それを考えていくわけです

整理・整頓・清掃のそれぞれの活動で
いったいどのような新たなルールを
新たな判断基準を、新たな活動を
付け加えれば問題が解消できるのか?

これこそ試行錯誤(仮説-検証)です

考えついた対策案に効果の大きさや
取り組みやすさなどを考慮して
優先順位をつけて、今回どこまで
実行するか?と決めます

考えついたすべてを実行できません
実行しようとしてはいけません
現実的に今回はどこまでできるのか?
それを考慮にいれて今回の実行内容を
メンバーで議論しながら組み立てます

 

STEP5:計画としてまとめて発表する

対策案が検討できたらそれを
しっかりと実行ができるよう
5W1Hに整理してまとめます

3S活動は整理・整頓・清掃を
半期1サイクル(年間2サイクル)で
実施していくことが通例です

まずは整理・整頓・清掃を1サイクル
実施してみて中間発表する

そしてもう1サイクル実施して
年間の実施報告を発表するなど
年間計画としてまとめてみてください

実際には半年1サイクルですから
計画策定は半年毎に見直しますが
年間計画を立てることで全員が
全体の流れを知ることができます

そして全従業員に計画の発表をして
必ず皆さまが見やすいところに計画を
掲示してください

 

3s活動の計画について~3s活動の年間計画のつくり方~まとめ

3S活動は計画段階で7割が成功するか
どうかが決まると言われています

この計画そのもの整合性が実施者の
納得性への影響度が多きいからです

誰かのための活動ではなく
全員のための活動となるよう
工夫を凝らしていただければと
そう願います

 

 

それでは今日はここまで
今後とも宜しくお付き合いください☆

長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

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経営総合プロデューサー 西本 文雄(にしもと ふみお)
 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。8年間で500社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。
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